飲泉について
塚野鉱泉は昔から飲む温泉として知られています。湧いている温度は一年中変わらず14度〜18度です。保健所から飲用許可も出ている温泉はミネラルが豊富に含まれています。この鉱泉を飲むことによってミネラルを補うことはもちろんですが、それ以外にも様々な効能があるとされています。
泉質 含炭素重曹含塩泉
浴用効果 飲用効果
重曹泉
『美人の湯』
重曹は皮膚の表面を柔らかくし、 脂肪や分泌物を乳化し 浴後は肌がなめらかになる。
『肝臓の湯』
胆汁の分泌を促すので 肝臓・すい臓の働きを活発にさせる。 胆道にたまっている粘液や、 炎症によって発生した病的なものが 除去される。 肝臓の解毒作用も高まる。
慢性胃炎
重曹は胃散の主成分で 胃酸を中和する効果がある。 胃の中で二酸化炭素(炭酸ガス)を発生して粘液を溶かし、胃から十二指腸に幽門部の痙攣を鎮め、胃の内容物の排出を促す。また、胃粘膜の血流をよくし、胃の運動を高める。
塩化泉
『熱の湯』
皮膚に塩分が付着して汗の蒸発を防ぐため、保湿効果がよい。
『胃腸の湯』
胃液の分泌胃腸の運動が盛んになる。
便秘解消
鉱泉成分が胃腸の粘膜に刺激を与え、腸をきれいにしてくれる。
塚野鉱泉の特徴
塚野鉱泉にはたくさんの成分が含まれています。多いのはナトリウム、マグネシウム、カルシウムです。ナトリウムは1000ml中に3gほどです。マグネシウムとカルシウムは1000ml中に0.2〜0.3gほどです。そのため硬度が非常に高く1748ほどになります。超硬水になります。
そのため湧いているときは無色透明ですが、鉱泉を置いておくと少し赤い沈殿物がたまります。
塚野鉱泉の飲み方
朝食前(空腹時)に鉱泉を飲みます。(500ml〜2L)
前日の夕食が遅い場合(8時間以上ったっていない場合)は胃の食べ物が消化されていないことがあり便が出にくくなります。前日の夕食は消化の良いものにし出来るだけ早い時間に食べてください。
個人差はありますが30分から1時間で便意が感じられます。
軟便、水溶性の便が出て胃腸の中をきれいに流します。飲んだ鉱泉の量にもよりますが1時間から2時間くらいで流し終わります。(トイレに2〜3回行きます。)
ただ体調の都合などで便が止まりにくい場合は入浴などで体を温めると止まりやすくなります。
鉱泉を飲むことで便意が起こるのは鉱泉内に含まれる成分
(マグネシウム、ナトリウム、カルシウム、)が腸に適度な刺激を与えることによって排出を促すためであり心配ありません。

温泉分析書
T ゆう出地における調査及び試験成績(昭和50年9月6日)
(1)ゆう出地     毎分 13.2立 (動力の有無、種類及び馬力自然ゆう出)
(2)泉  温     摂氏 17.2度 (調査時における気温 摂氏29度)
(3)性  状     無色・透明・炭酸味・塩味・重曹味・無臭
(4)水素イオン濃度 (P.H) 7.1
(5)ラドン含有量  マツへ/キログラム

U 試験室における試験成績(昭和50年9月8日)
(1)性状 微褐色沈殿・炭酸味・塩味・重曹味
(2)遊離鉱酸 なし
(3)水素イオン濃度 (P.H) 7.65 無臭
(4)比重 (摂氏 度おける)1.0021
(5)蒸発残留物 4362ミリグラム/キログラム
(6)含有成分及びその分量


V 泉 質 含炭酸重曹食塩泉
適応症及び禁忌症
冷鉱泉
浴用の適応症
心臓弁膜症、心筋障害、高血圧症、末梢循環障害、リウマチ性疾患、創傷、陰委症、神経症、卵巣機能不全症、更年期障害、火傷、皮膚掻痒症、角化症、運動器障害、慢性湿疹、虚弱児童、女性性器慢性炎症、子宮発育不全症及び月経障害
浴用の禁忌症  
飲用の適応症 慢性消化器疾患、慢性便秘、清涼飲料、慢性肝、胆道疾患、糖尿病、痛風及び尿酸素質、肥満症、慢性尿路疾患、じん麻疹
飲用の禁忌症 下痢患者または下痢を起こしやすい患者

1884(明治17)年開業の塚野鉱泉は、九州大学温泉治療学研究所のお墨付きを得て以来、入浴以上に飲泉による効能が広く知られてきた。